子供の年齢と英語レベル
子どもの年齢:17歳
現在の英語レベル(英検等):高校2年英検なし
高校3年段階で望む英語レベル:日常会話程度
使用教材・本・通信教育など:学校
教室:公文 個人の英語塾
我が家の英語教育
幼児期より英語の重要性を強く感じていました。ですので、幼稚園が終わってから外国人の方が経営されている英語の教室にグループレッスンの形がスタートです。そこの授業は始めの一時間目は外国人の方が遊ぶ形でいろいろな母国での遊びをそんまま教えてくれます。そして2時間目は日本人の帰国子女の方の細かい説明の形でした。その当時、英語の幼児曲をよく歌っていました。
そして、小学校に入り公文に行くことにしました。やはり、読み書きも必要だと思ったからです。公文においても発音などの正確な言葉の発し方は習うのですが、先生がネイティブではありませんので、家に帰って来てから言葉を話すことはなくなってしまいました。公文においては、何枚かの宿題を必ずしていかなければなりません。小さい子供にとって、学校での宿題、さらに公文での宿題と勉強がそれほど苦にしないお子さんにはしっかりとできることなのかもしれません。しかしほとんどのお子さんは途中でその宿題をしなくなり、やめていきます。そして我が家も進学塾に切り替わる時にやめました。
それからは、3年間、中学受験にむけて英語はしなくなりました。塾の方が大変だったからです。本当は、そういった中においても英語の歌を聴くなど、多少のことに触れておけばよかったのかとも思います。
そして、中学受験が終わり本格的に授業においても英語という第二言語が入ってきました。はじめのうちは、アルファベットや知っている単語など、それほど英語に対する抵抗はありませんでした。ちなみに、我が家の子供の進学先は、外からは「英語が話せる」イメージのイマージョン系学校で英語と言う科目としての教科の成績はみなさん、普通にトップクラスと言っていいと思います。
中学に入った時のガイダンスにおいても、学校側よりいかに英語に力を入れているかの説明を受け、私もこれなら大丈夫かなと思いました。しかし、実際は、それほど甘いものではなく、学校に行っているだけでは、英語は上達しないし、わからない単語が増えれば苦手意識は高まります。
そして、2年生が終わるころ、本人から英語をなんとかしたい、わからないから辛いと言ってきました。ですが、中学生になって英語教室や英会話学校というのもなかなか馴染みのないものです。なので、ここでもやはり塾の英語に行くこととなりました。
そして現在高校2年。単語もわかる、文章も読める、文法もわかる、ですが、話すことはできません。外国人の先生方や留学生もいらっしゃるので、言われていることはわかると言っています。ただ自分から発言したりはしません。なぜなら、今まで話すという英語をしてこなかったからです。
高校受験、大学受験において話すことは重要視されていません。ですからどんなに知識がある学生がいようとも英語で会話するということはないのです。
私は、英語には二つの考え方があると思っています。一つはとにかく外国人の方と触れ合ってその文化や習慣を受け止め、相手に伝えることを目的とすること。そして、もう一つは学校での教科としての英語の実力を身に着けることこの二つだと思います。ただ大事なことは、学校での教科としての英語をちゃんと習得しておくことができたとしたら、そのあとにコミュニケーションのための英語を身に着けることはそう難しくないということです。下地があるので、覚えるときにその記憶をたどり体系化して覚えることができます。ですから、できる範囲で英語に触れておく、そして教科として基礎を作りそれをつなげることで英語が話せるようにもなるのです。